

奈良の生け花教室 雨水 東大寺といけばな
こんにちわ。 この過ぎた週末は暖かく、寒さが和らぎ過ごし易くなってきました。 通常は2月20日過ぎ、今年は2月19日と言われていましたが、 過ぎた土日は24節季の暦でいわれる所の 「雨水」だったのではと思います。 雨水とは少し暖かくなり、それまで雪が降っていた地域において、 雪が雨に変わり、積もっていた雪が溶け出して 水に変わる情景を表現した言葉です。 まだまだ寒さが戻る可能性もあり、 春まではまだ半ばといったところです。 さて2月20日から東大寺のお水取りの時期が始まりました。 東大寺といけばなの関係について述べたいと思います。 元禄5年(1692年)東大寺の大仏殿の 大仏開眼供養の際に 藤掛似水と猪飼三枝の二人の花人が 巨大な立花をたてたと言われています。 これがその時の立花図です。 2つの花瓶には、「藤掛似水門葉」と書かれています。 作品を立てた藤掛似水が東大寺に施入した花瓶と言われています。 この図は、大仏開眼会の際の図です。 大仏様の目の前に左右対象に立花が飾られています。 また、この時に使われたと 言い伝えられている花瓶は、 今も大仏