

奈良の生け花教室 冬至の話
半年超の充電をしていました。 その間も奈良の生け花教室はやっていました。 結構大勢の方にいらして頂いていた事に先週気づきまして、 何かかかないといけないと思い、急きょかかせて頂きました。 12月も折り返しを迎え、もうあと2週間超で今年も終わろうとしています。 今日は明日雪が降って寒くなるなんて話を聞き、 柚子風呂の事を思い出しましたので、 冬至の話をしたいと思います。 ご存知の通り12月22日頃、1年の中で太陽の高度が1番低くなり、 昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。 科学の発達していない頃には、冬至を境に太陽が力を取り戻していくと思われていました。 たとえば、中国の易経という書物の中には「一陽来復」という 言葉があります。 冬至は春と冬の入れ代わりの時期とされていました。 そんな冬至の花というと、早咲きの梅である”冬至梅”です。 最近では盆栽でも販売されています。 一重の花が綺麗です。