奈良の生け花教室報告と3分でわかる花 【奈良 いけばなを楽しむ会 姫りょうぶ(こばのずいな)】

5月2週目の備忘録です。

その週に行ったお稽古内容と、花の取り合わせ、植物のちょっとした豆知識を掲載しています。

花の取り合わせや豆知識は普段のお花選びの参考にしていただけます。

いけばなを楽しむ会を開きました。

本日は、4人の方にご参加いただきました。

最初に少しだけ、花材の講義をしました。

植物の形状を活かした花材選びについてのお話をしました。

あくまで、自分で花屋さんで花材を選んでくるにはどのようにしたらよいかということに焦点をおいています。

3名は剣山を使用して、

1名の方は、留め木を利用して、やっていただきました。

2回目、3回目の参加ということもあり、

皆さん少しずついけばならしさというものがでてきました。

ところどころを、

私が手をいれて直させていただきました。

1回のレッスンで、

何回も形を変えて作品を作っていただくこともできます。

お1人は、ご自身のお庭からとってこられた草花と、

花屋さんで買ってこられたものを使って、

作品を作られました。

つわぶき 丹頂リーキ 小判草 しだ ざくろ

お1人は、私が花屋さんで見て選んできた草花で

作品を作られました。

アスター(蝦夷菊) こばのずいな グリーンベル

お1人は自分で花屋さん(スーパー??)で選んで買ってこられました。

スプレーマム ユリ あやめ

スプレーマム あやめ 小判草

あやめ スプレーマム やまなし

こんな感じで写真撮影してやっています。

また、後日お2人の参加者の方からもご紹介も頂きました。

本文を引用させていただきます。

このお花、剣山を使って活けていないのです。 使っているのは1本の木の枝。木の枝を器の両端に渡して固定し、枝には切れ込みを入れたり、きりで開けた僅かな穴に茎を挿して活けています。 挿せるお花の本数は限られるし、僅かな切れ込みや穴に思うように挿すことはなかなか出来なくてとても不自由です。 一本挿すのにめちゃめちゃ考えます。 それがすごく楽しい! 私が挿したものを田中先生に手直しして頂いたものは曲線が可愛くて可愛くて、各々が好きな方向に伸び伸びとして、それがやっぱり可愛くて...一本の木の枝に挿してあるとは思えない立体感なのです。

もうお1人は、

昨日は生けばなを楽しむ会でした。

今回はお庭で摘んできた植物をいけてみました。 売っているものと違って、自分で見つけたものを生けると、植物のありがたみを感じます。

どうもありがとうございます!

少しでも、楽しんでお花に触れ合う習慣を作っていただけるのは、

うれしい限りです。

【本日の花材 こばのずいな】

こばのずいなは、別名を姫りょうぶと呼ばれ、一般的には姫りょうぶの名前でよく呼ばれます。

しかし、姫りょうぶと、りょうぶはまた全くの別物です。

りょうぶは令法と書き、法律によって命じられ、藩に植えられたとされる所以があります。

若芽はたべることができ、飢饉の対策ということでそのようなことが行われたそうです。

昔は、若芽をゆでて、乾燥させておき、乾燥わかめのように、ご飯に混ぜてたくことで、りょうぶ飯という形で食されてたそうです。

地方によっては、さるすべりという別名もついています。

枝がつるつるしている植物は、よくさるすべりという別の名称をつけられます。

炭としても使用され、上質の炭をつくることができるそうです。

普通に野山に生えているので、見かけることもあります。

りょうぶは、りょうぶ科に属しますが、姫りょうぶ(こばのずいな)はゆきのした科に属します。

優しい枝の動きと、黄緑色の葉が5月の明るさを感じさせてくれます。

少し花を飾るのなら、お勧めの花材です。

引き続き当教室をよろしくお願いします!

田中 拝

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