奈良のいけばな教室日記と3分でわかる花 【奈良 日本料理おばな 奈良ウェルネス倶楽部 笹ユリ】

6月3週目の備忘録です。

その週に行ったお稽古内容と、花の取り合わせ、植物のちょっとした豆知識を掲載しています。

花の取り合わせや豆知識は普段のお花選びの参考にしていただけます。

【いけばな教室レポート】

今週は、13日に奈良女子大学華道部で、

17日が日本料理おばなさんで、18日は奈良ウェルネス倶楽部、夕方は奈良教室でお稽古でした。

1週間の振り返り動画はこちら

13日は奈良女子大学華道部でのお稽古でした。

ぎぼうし、サンダーソニア、キキョウ、ヒペリカムで、自由花をしました。

いつもは横向きに器を使っていますが、今回は初めて、器を縦に使って花をいけてもらいました。

前後の奥行の取り方を覚えていくには、ちょうどいい練習になります。

動画はこちら

17日は日本料理おばなさんでのお稽古でした。

生花は3種生で、ギガンジューム、オクラレウカ、ミニバラを、

自由花は、紫陽花、サンダーソニア、キキョウ、木苺を使用しました。

3種生は意匠的な3種生で、ギガンジュームの花の面白さを生かして生けていただきました。

自由花は、あまり高さをあげないで、低く生けていただきました。

動画はこちら

18日は西大寺にあります奈良ウェルネス倶楽部様でのお稽古でした。

お1人は自宅の庭からご自身で姫ひおうぎずいせん、南天、アガパンサス、ガクアジサイといった花材をお持ちいただきました。

もうお1人は、紫陽花、サンダーソニア、キキョウ、木苺を使用しました。

庭に咲いている植物となるとまさしく、季節の花になりますので、季節感のある雰囲気のある作品に仕上がりました。

動画はこちら 

18日夕方は奈良教室でお稽古でした。

生花をしましたが、紫陽花とハランをしました。

比較的、枯れ枝などが入っていて、輪が小振りだったこともあり、綺麗にいけていただきました。

19日は生花の研究会を行いました。

1人で2作いけていただきました。

1つは夏はぜとかきつばたの水陸生けを、

もう1つはフトイ、夏はぜ、かきつばたの水陸生の応用で、副分けと交生を使った3種生をして頂きました。

涼しくはいりました。

本来、水陸だと陸を表現するために石を株の前におきますが、石が見つからなかったのと、軽さをだすために省略しました。

【今週の花 笹ユリ】

今週は笹ユリにまつわるお話をしたいと思います。

6月17日は三枝祭という祭りが奈良で行われます。

奈良の旧市街に率川神社という奈良市で最も古い神社があります。

元々、この神社は大神神社の摂社としてつくられたとされていまして、それゆえに三輪山でつまれた笹ユリを三枝祭では神前に供えられます。

三枝(サイグサ)というのは笹ユリの古名です。

古くから百合は薬草として扱われ、疫病よけの花とされてきました。

率川神社に祭られている、神武天皇の皇后が元々、三輪山のふもとに住んでいたとされ、そこには笹百合が群生していたといわれています。

そのため、神社に奉納するのが、笹百合という形で伝えられています。

この神社には、他にも奈良市で最古の恵比須神社もあります。

普段は静かな神社です、無料で境内には入れますので、是非足を運んでいただければと思います。

僕が作りました率川神社の動画はこちらです。

それでは引き続きよろしくお願いします。

田中 拝

特集記事
最新記事