いけばな教室レポート 【奈良 第8回いけばなを楽しむ会 森の学舎】
6月2週目の備忘録続きです。
【いけばな教室レポート】
10日の金曜日に高円山ドライブウェイにある『森の学舎』様で、いけばなの体験を行ってきました。
早朝6時~行いましたが、大変すがすがしく気持ちよかったです。
始めに30分ほど簡単にいけばなに関しての講義を行い、その後実技をしました。
実技では、始めは剣山を使用しないで、その後剣山を使用してと、2種類の体験を行いました。
時間がたつのも忘れるほどに、皆さん夢中で制作してくださいました。
体験された方の声と体験の様子は動画で紹介させていただいています。
来月以降も月に1度程度行っていく予定です。
8日水曜日の晩には、いけばなを楽しむ会を行いました。
今回は新しく2人の方が参加してくださいました。
いけばなに対して、ある種の敷居の高さを感じてらっしゃったようですが、
体験を通じて、考えが変わられたとおっしゃっていただけました。
体験されたお2人の感想です。
こんなにじっくりと花のバランスを考えた事もなかったし、一つの葉っぱの向きを手で変えてみたりと夢中になってしまいました。
自分の中ではもっともっと敷居が高く、取っ付きにくいのかな?!と思っていましたが、ほんとそこら辺に生えてる花や葉っぱで良いと聞きとても安心しました。
帰り道、目に付く花や葉っぱが全て生け花だとどうなるんだろうとやたら考えてしまいました。
器を頂いたので、家で庭の草花を生ける習慣を付けたいです。
今まで花に触れる機会もなかったので扱いに戸惑いましたが、やってみると面白くて
もともと自然のものは好きなんですが、また違った見方ができるようになりました
感性が豊かになったというか(笑)
生け花って言ったら敷居が高くて踏み込みにくいイメージでしたが、全然そんなことはなくて生活の一部に取り入れれるんやなと
花瓶に入れただけのものではなく、不出来ですが自分でいけた花を見てると癒されます(笑)
このように言っていただけると、大変うれしく思います。
芸事は、どうしても敷居の高さというのがある種つき物になっていて、
それがあるために格を保てるとも考えますが。
江戸時代に大衆文化にいけばなが浸透したときのことを考えると、生活に根ざした花、現代のライフスタイルにあった花が必要だなと思っています。
朝起きたら歯を磨くように、どこか習慣化されたスタイルになっていけばいいのかなと思います。
この日の様子も動画で残していますので、そちらをごらん下さい。
⇒動画はこちら
というような感じで、ゆるくやっています。
引き続きよろしくお願いします。
田中 拝